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謹賀新年 あんたが優勝

  • 執筆者の写真: Aiki Hamakaze
    Aiki Hamakaze
  • 1月5日
  • 読了時間: 3分

あけましておめでとうございます。 

今年も楽しい稽古が始まりました。どうぞよろしくお願いいたします。 

 

めでたいついでに昨年の秋、私の友人が合気道の全国大会で優勝いたしました!パチパチぱちぱち~・・・ 

おや、まてよ・・。合気道に試合なんてあったっけ・・? 

このウェブサイトのトップページでも「合気道に試合はありません」と明言していますし、この文句は合気会本部のウェブサイトからの引用でもあります。(※現在の合気会ウェブサイトはリニューアルされこの文言は見当たらなくなりました) 

 

植芝盛平翁が創始した合気道は、その高弟たちやさらにその孫弟子たちによって多くの流派が乱立しています。いろいろな考え方があって当然。優秀な武道家であればあるほど、守・破・離の離を追求したくなるのは当然のことと言えますが、節操がないとも言えます。 

 

翁先生の高弟・塩田剛三が創設した会派である養神館、さらにその派生流派や警視庁では基本技の型の出来ばえを競う「競技演武」が行われることが多いですし、富木謙治が興したいわゆる富木流では短刀での攻撃に対して技で応じる実戦形式の「試合」も行われています。 

 

私の友人は、養神館系の「競技演武」(二人一組のペアで競う)で優勝したのでした。通例、競技というのは男子・女子の部で分かれているものですが、この会派の競技演武は男女の別なく、誰とペアを組んでも良いというところが面白いと思いました。 


養神館系団体の競技演武
養神館系団体の競技演武

 

私も、かつて養神館で学んでいたころ競技演武に何度か出させていただきましたが、すべて初戦敗退でした・・。しかし、指定された何種類かの技を大会前の一定期間に集中的に稽古することで多くの気づきを得られましたし、本番前の緊張や高揚感、・・落胆もまた格別なものでいい経験をさせていただいたと思います。


「フンッ。合気道で試合だと?合気道は愛の武道。優劣を競うなど笑止千万。相和し互いを高めるのが合気道なのだ!」 

 

と、多くの合気会会員の皆様は異を唱えるかもしれません。しかし、上達するということは相対的に人よりも優位になるということであり、これは何かを学ぶ人にとって当然の矜持であると言えます。ただ自分の優勢を誇示するのではなく、相手のためになる稽古ができるといいですね。


対戦形式の「試合」の考え方は、合気道を武術とみなすならば避けては通れない要素です。どんなにその有用性を謳っても、単純なフェイントさえ見切れないようでは武術とは言えません。とはいえ、翁先生が合気道からあえて試合を遠ざけたことにこそ、その本質を見出せるよう努めたいものです。(Z)


 
 
 

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