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明日に向かって持て! ①

  • 執筆者の写真: Aiki Hamakaze
    Aiki Hamakaze
  • 9月19日
  • 読了時間: 2分

名優、ロバート・レッドフォードさんが先日お亡くなりになってしまいました。残念です、R.I.P...。とはいえ私、「明日に向かって撃て!(※)」も「スティング」も観ておりません。私にとってロバート・レッドフォードと言えば「スパイ・ゲーム」ですよ!一仕事終えた帰りに車でそのテーマ曲をかけながらサングラスをスッと・・何度悦に入ったことでしょう。


©Universal Pictures
©Universal Pictures

 

本題ですが、関師範のご指導を受けるようになってはや四年。いや~やっと分かりましたよ(?)。近頃は手取り系の技の稽古の際に受けとしての「持ち方」をあまり注意されなくなりました!・・いや、匙を投げられただけ・な・のか・・。以前はよく言われていたんです。 

 


「握らない。包むように持つ」 

 


と言われましても、包むようにってどゆこと?「握る」のと何が違うんじゃい?教えて、グルグル先生! 

 

つつ‐む 

【包む】 

《五他》 

外側からおおう。 

 「会場は熱気に―・まれた」 

おおって、その中に入れる。 

 「本をふろしきで―」 

かくす。 

 「うれしさを―・みきれずに顔に出す」 

 

いや、そういうことじゃなくてアイキドーの役に立つ情報ないの?《五他》って何じゃ?文脈読んでよ。そんなんだからChat GPTにお株を奪われるハメになんのよ。・・いや待てよ、おや・・意外にもヒントを発見しましたよ!「おおう」・「かくす」・・、はっは~ん、実に力感の無いさらっとした調子ではあーりませんか。


グイッと握力に任せて握りこんでしまうと肩に力が入り体全体が固まってしまいます。これでは取りの入力を察知して素早く反応することができません。関師範のご指導のような取りについていく柔らかい稽古の場合、肘や肩をリラックスさせておかないと、とても取りの崩し、特に関師範のような鋭い瞬発的な入力にはついていけず繋がりが途切れてしまうことが多々あります。


(②へ続く)



(※)明日に向かって撃て!:1969(米) 原題は「Butch Cassidy and the Sundance Kid」当時としては斬新な映像手法であったストップモーションを用いたラストシーンは、映画史に残る名シーンとして後進のクリエイターたちに多大な影響を与えた。

 
 
 

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