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ソーラン節か猿岩石か

  • 執筆者の写真: Aiki Hamakaze
    Aiki Hamakaze
  • 8月30日
  • 読了時間: 2分

以前から気になっていたんです。 

敬愛する大先輩、Tさんが言う「横面打ち(※)」のアクセントが・・ 

 

先日、稽古後のデブリーフィング(飲み会)でいい加減飲んで自制のネジが何本か緩んだとき、Tさんがとある地方の出身であるという話題を聞いて、私は思わずそれまでの思いのたけをブッ込んでしまいました。 

 

「ああ~、だから『横面打ち』のアクセントが独特なんすね~」 

 

その時のTさんの表情は、今世紀最高のキョトン顔として私は一生忘れないでしょう。 

 

 

勃発!「横面打ち」のアクセントどこよ?問題 

 

 

① アクセント無し (例:ソーラン節) 

② 「め」にアクセント (例:猿岩石) 

 

東京を中心とした標準アクセント圏では①でしょう。愛知・広島出身の方は②だそうでして、西に行くほど②が優勢なのでしょうか? 

「横面」のみ単独の発音でも①派はフラットなのに対して②派は「こ」にアクセント(例:イソジン)がくるようでして、これまた面白いところです。私は近畿圏の出身なのですが、辺境のせいか①なんです。すみません(謎の負い目)。 

 

明治維新後、メディアの普及や標準語教育によって遠く離れた地方の人同士でも意思の疎通ができるほど日本語の均質化は進みましたが、方言を愛する者としてはいつまでもコテコテの方言が各地方に残っていってほしいものです。 

 

私が学生の頃に「アホ・バカ分布図」というのが話題になりましたが、そのうち「横面打ち分布図」を完成させたいと思います。(Z) 



(※)横面打ち(よこめんうち):手刀で相手の側頭部を打つフック系攻撃の名称 

 

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