ありがたいおみやげ
- Aiki Hamakaze
- 6 日前
- 読了時間: 2分
合気道の仲間が翁先生ゆかりの地である和歌山県田辺市を訪ね、植芝盛平記念館でおみやげを買ってきてくれましたよ。 わーい。

?・・・読めん!
崩し字を解読してくれるアプリにかけても読めません。
日本人がニホンゴ読めねえってどゆこと?
アーネスト・サトウ(※)の功績に改めて畏敬の念を抱きます。
ハイハイ、リサーチしますよ~。無理やり読んでみて・・ポチポチっとな~
どうやら「正勝」のようです。
なんだ「せいしょう」か。正道に恥じない勝ち方をしろってことかな?
ハイ解決!お疲れさまでした~
などという単純なオチじゃありんせん。正しくは「まさかつ」なのでした。
「正勝吾勝勝速日(まさかつあがつかつはやひ)」
大和言葉の響きは美しいですね。
勝たずして勝つ − 正(まさ)しく勝ち、吾に勝ち、しかもそれは一瞬の機のうちに速やかに勝つ」という意味だそうです。むむむ・・これほど合気道の妙を簡潔に言い得た言葉があるでしょうか。
正勝吾勝勝速日は、古事記にある神、天忍穂耳命(あめのおしほみみのみこと)の別名でもあるそうでして、翁先生の宗教家としての側面(前面?)を伺わせます。
きっと翁先生の代表的な書のひとつなんでしょう。
恥ずかしながら知りませんでしたが・・(汗
ありがたいお土産を買ってきてくれた仲間に感謝です。(Z)
引用:
植芝盛平翁顕彰会
合気道小林道場
(※)アーネスト・サトウ(Sir Ernest Mason Satow):幕末から維新後の日本で活躍した英国の外交官。薩摩藩や長州藩、幕府や新政府との交渉に尽力した。草書体の候文(そうろうぶん)を自在に読み書きし「ショーグンよりテンノーのほうがエラいんじゃね?」と見抜いた最初の外国人である。
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